東京ハードボイルド

インターネットを使い始めてからもうすでに20年以上の月日がたっていると考えるとなんだかぞっとする。

歯医者に行くじゃなくて歯科に行くというのが正解なのは知っているが、歯医者に行くと言う奴があとを絶たない


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時間ができたら歯医者に行こうと思っているが、時間ができたとしても、虫歯で痛みがある状況でない限り、歯医者なんて面倒で後回しになってしまうなんてことが日常茶飯事である。したがって歯医者なんていつでもいいやとなりがちだが、そういう考えが後で後悔することは考えるにたやすい。

 

以前に歯医者に行く気になって調べたら自宅の近所に歯医者が6件ほどあることを知り、思い切って4件をはしごしてみたことがある。4か月おきに別のところへ通って比較した。

行ってみてわかったが、歯医者によって大きな違いがある。痛みもなければ手際もよくて待合の居心地がいいところが最高の歯医者である。助士さんの美しさを評価点に入れるかどうか迷ったが、そこは入れないことにするのがハードボイルドな男たるものなら当たり前なのである。

オーラルケアの重要性

私はまだ20代の時にとある書店の店長をやっていた。その時の店のアルバイトのスタッフに何人か不思議な奴がいた。そのうちの一人のことを今も時々思い出す。

 

彼は大学1年生だったが面接のときには好青年だった。総合的に考えて採用することにしたのだが、働き始めてから早い段階で様子がおかしくなった。

仕事の覚えは早いのであるが、時々挙動がおかしい。
何とも言えない不審な動きになるときがある。
その原因が何なのかわからない挙句、その状態を察知したほかのスタッフから
なんか気持ち悪いと言う声が上がってきたため
彼と時間を取って面談をすることにした。


彼の名前は仮に「伊達君」とすることにする。

 

店長「伊達君、ちょっと話があるから仕事終わる30分前にバックに来てね」

伊達「あっ、はい」


伊達君は話す前に必ず「あっ」が入るタイプである。
新入社員などの自信がない時期にこういった反応になる人は多い。

 

伊達「あっ、失礼します」

店長「オツカレ、伊達君はコーヒー飲める?」

 

私は朝自販機で購入して飲み損ねたホットの缶コーヒーを冷蔵庫に保存したパターンの
冷たく冷やした缶コーヒーを手渡した。

 

伊達「あっ、ありがとうございます。で、どうしたんですか?」

店長「あのね、伊達君はもうバイト入って一か月くらいたったんだけど
どうも自信がないような動きになってるけど、大丈夫?」

伊達「あっ、なかなか慣れない部分があるですけど―」

店長「なんか気になることがあったら言ってね」

 

軽い感じで彼の状況を尋ねるつもりだったが、彼は奥歯でガムの銀色の包み紙を噛みしめたような深刻な面持ちで、静かに語りだした。

伊達「あっ、店長、ちょっといいですか」

伊達「実は僕、悩んでることがあるんですよ」

 

何故か急に小声になり、ぶっちゃけトークを始める彼である。話の内容はとても長かった。彼の話によると彼は何と口臭がきついということが悩みであり、そのために初めてのバイトで接客業をするのは難しいと考えていたが、かなり悩んだ挙句、ダメモトで面接に挑戦したとのこと。

う~ん、口臭?

彼はそう言い張っているのだが、なかなかそんなことが原因で悩んでいるという相談は、店長として幾多ものスタッフの悩み相談に乗った私ですら初めての経験である。

 

店長「まぁ、そう言っても気にしすぎなんじゃないの?」

伊達「あっ、じゃあ、一回匂いを嗅いでもらってもいいですか?」

店長「えっ。」

 

マジっすか。

 

なんでワシが大学生の男の口臭をかがされる流れになってんねん。

これも人助けと腹をくくってえいやぁ!と言わんばかりに気合を入れて、恐る恐る彼ののっぺりとした湿度を感じるぽっかり空いた口付近へ顔を近づけた。店長という仕事ってこんなに大変なのである。

はぁぁ~

くさっー!

 

強烈である。

それはまだ行ったことがない南半球のさびれた国のスラム街のドブのようなスメルである。ザリガニの死骸が生き返って逃げ出すくらいに臭い。久しぶりに人に対して殺意を覚えた。いろんな意味で息の根を止めたい。

 

店長「伊達君、これはすごいわ!」

伊達「やっぱ、きついっすか?」

店長「これは、逆に才能かもしれんね」

伊達「才能っすか!」

 

自分で言っておきながらフォローになっていない。口が臭いのに才能もへったくれもないのであるから。口臭が役に立つときなんて、匂いに敏感な野生動物に襲われたときくらいしかないではないか。

 

店長「とりあえず、歯磨きをこまめにやってみるか」

伊達「一日5回はやってるんですけどねぇ……」

店長「あれか、逆にやりすぎ的な?」

……

こんなやり取りの数日後、伊達君はバイトを辞めた。理由は「なんだか気まずいから」と言う理由で辞めていった。自ら人に口臭をテイスティングさせておいて、B判定を出したら気まずくなるという、いかんともしがたい状況にての悲しい結果。

 

あの時嘘でも「臭くない」「大丈夫」「ジューシー」と言えていれば彼をもっと成長させてやることができたかもしれない。しかし、心が正直になってしまうほどのとんでもない悪臭だった。

オーラルケアに欠かせない便利アイテム

それから数年後、私は長らく行っていた喫煙をやめて愛飲していた缶コーヒーも控えるようにして口臭ケアのためにいろいろな策を講じた。今からでも遅くないと思ったのだ。そして、ああはなりたくない。

まずはネットで「買ってよかったもの」で検索すると必ず出てくるドルツのジェットウォッシャーをamazonでポチった。

 

ドルツ・ジェットウォッシャーは使い始めは歯ぐきからの出血が多くてびっくりするが、使っていくうちに歯ぐきが引き締まり出血もなくなり、口臭も少なくなる。本当にすぐれものである。

ハンディータイプなどいろんなタイプがあるが、私が使っているのはタンク付きの据え置きタイプ。洗面所で使用すると飛沫が飛ぶので洗面所の掃除をこまめにする必要がある。


そして、口内洗浄でおなじみのコンクールFでうがいする。

 

歯ブラシは今はやりのプレミアム系幅広歯ブラシに変えた。

 

歯医者へ行け 

 


歯医者なんか最後だ

 

お口の健康が大事なことは年齢を重ねるほど身に染みて理解できるようになる。口が悪いのも困りものだが口が臭いのはよろしくない。ハードボイルドな男は、いつまでもとろけるようなキスに酔いしれていたいのだ。

 

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