東京ハードボイルド

インターネットを使い始めてからもうすでに20年以上の月日がたっていると考えるとなんだかぞっとする。

斜陽産業をネットショップで活性化させるという甘い考えは総じてクソ


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このネットショップの運営と言う仕事にかかわっていると何度も遭遇する話の一つに、ネットショップをやったら、何とかなる!と言う無知ゆえの誤認。それについて考えている。

終わったコンテンツをネットに流すな

たとえば60年続いた老舗の和菓子屋があったとしよう。しかし、和菓子の需要自体が減っていることもあるが、和菓子と言う商品自体の劣化ではなく、洋菓子の進化やコンビニで販売していると言う販売チャネルの進化により、今まさに老舗和菓子屋の存在意義が問われている。そんな時にビジネスとしてその和菓子屋を再建する方法などは、コンサル会社などを使ったりいろいろ試みられるのだが、多分そんなことはただの延命措置にしかならない。本当に必要なものしか世間は淘汰していくのが必然なのだから。

ネット販売であるメリットが大切

ネットショップの世界にはありとあらゆるものが売っている。目立ってはいないがネット通販でヒットしている商品は「どこで売っているのかわからない」と言う商品とか「買いに行きたくない」商品などが実はたくさん売れている。
 
たとえばGOOGLEの検索窓に「白い仏壇」と入力してみると意外とたくさんのネットショップが現れる。それは需要がある証拠で、しかも普通の仏壇屋さんでは在庫や種類が少なくて選択肢が少なくなるので、ネット通販で買う人が多い。普通の家具と違ってこう言った特殊なものは非常に売れる。

ネットショップは逃げ場所ではない

こう言った特性を理解していれば上述した和菓子屋にも再起するきっかけは生まれるはずなのだが、中にいる人はそう言った想像力が欠如していて、惰性で毎日を過ごすことにかまけてしまうのである。だからと言って外部からの意見を素直に聞くかと言うとそれすらできない。ではどうするのがいいのかと言うと、できる限り早い段階で淘汰され、消滅することがより良い選択の場合がある。その和菓子屋に携わった人たちは路頭に迷うかもしれないが、社会的に不要なものを無意味に存続させるよりは終了したほうがいいものも存在するのだ。

死して屍拾うものなし

東京に住んで生活しているとわかることなのであるが、東京の街はかなり早いサイクルで空き店舗などが埋まる。街自体の新陳代謝がかなり激しい。最近は看板広告が埋まらずに白いままの空き看板がなかなか埋まらないのを目にするが、店舗物件などは3か月も何も入らないと言う状況は見ることは無い。それは不景気でありながらも必要なものを生み出そうとする精神を持った人がいて、必要なくなったものの亡骸として「場所」が存在しているからである。
 
さて、この先も斜陽産業と言われる産業が多々発生するだろう。それは姿を変えて生き延びようと手を尽くすのだが結局いい結果にはならない。だってそう言うもんだから。斜陽産業はなるべくしてどこに辿り着いている。
 
腐れ菓子屋の分際で調子に乗ってネットショップ業界を舐めてるからそんなことになるんだぞ。