東京ハードボイルド

インターネットを使い始めてからもうすでに20年以上の月日がたっていると考えるとなんだかぞっとする。

灰色の水曜日が好きだったことを雨の降る水曜日には必ず思い出す。


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リスペクト・ザ・ナイト

嫌なことがあると、私はいまだに青春時代によく聞いた音楽を聴いて思いふける。
その中でもARBの曲をよく聞いている。

一番好きな曲は「リスペクト・ザ・ナイト」である。

 

 


ARB/リスペクト・ザ・ナイト 歌詞あり

この曲の歌詞に

「首を傾けて嘆くモジリアニのモデルのように」

と言う歌詞がある。

当時私は絵画には明るくなかったので”モジリアニというものが
何なのかもよくわかっていなかった。

ヴィダルサスーン的なものなのか、エステデミロード的なものなのか、そんな感じのニュアンスでとらえていた気がする。

 

数年後、渋谷駅でぼんやり電車を待っていたところ、駅のホームの向こう側にでっかい看板があり、そこには大きな文字で「モディリアーニ展」という絵画の展覧会の広告があった。

そこには首を傾けてぼんやりと白目をむいた女の絵があった。

それを見て

「あぁ、これがモジリアニか」

と、妙に納得して
その日からモディリアーニの絵をネットで検索しては眺める日々が続いた。

しかし、彼の絵はどの絵を見ても大体は

 

首をかしげて白目。

 

来る日も来る日も首をかしげて白目。

白目、白目、白目、白目、白目、池袋、高田馬場なのである。

 

さらに数年後、転職した職場でとても美しく気高く優しい女性と仕事をすることになった。彼女は私にとても親切で今でも忘れないほどの素敵な人だ。

そんな彼女はとても変わった質問をする人だった。好きな食べ物はとかそういう質問じゃなく、

「アリノトワタリってどの辺ですか?」とか言ったようなセクハラなのかギャグなのかわからないギリギリの質問をかなり真顔でしてくるので、返答に苦慮することが多かった。

その中でも、一度も絵が好きだといったことがないのに
「誰の絵が好きか」
という質問があった。

 

私は誰の絵も大して知らないけど、一番たくさん見た絵画は間違いなくモディリアーニだったので、モディリアーニの絵が好きだと伝えたら
翌日、

 

モディリアーニ
大きな帽子をかぶったジャンヌ・エビュテルヌ

 

のポストカードを綺麗な額装に入れたものをいただいた。そしてその絵をくれた美しい人は、夏になるとこの絵画の

モディリアーニの内縁の妻ジャンヌ・エビュテルヌのように

ジャンヌ・エビュテルヌ - Wikipedia

大きな帽子をかぶって仕事へ来るようになった。

私は彼女を見るたびにモディリアーニを思い出すようになり、その人と働いた職場を辞めて時間がたくさんたった今も

「大きな帽子をかぶったジャンヌ・エビュテルヌ」

を見るたびにその人を思い出すようになっている。

お元気にしているでしょうか。
今もその額装の絵は私の部屋に飾ってあり首を傾けて私を白目で見つめている。

 

いまは恥ずかしながら
その人よりももっと美しい女性に夢中になっていたりするけどね。

 

そして、ARBの歌で好きな歌がもう一つある。

「灰色の水曜日」である。

灰色の水曜日


ARB 灰色の水曜日

「灰色の水曜日」をGoogleで検索するとアニメ動画が一番上に出てくる。

トリプルHというなにからしい。

なんということでしょう。

ARBが最初に来る時代はとっくの昔に終わっていた。白浜久はこの状況をどういう気持ちで見ているのか。 ファンである私としては輝いていたころを思い出してほしいと思う。

水曜日が灰色になったのは何も今日だけじゃない。 曇り空の梅雨シーズンの水曜日には
灰色の水曜日を思い出し、楽しくないことが続いた水曜日も、それは灰色と言っても過言ではない気分になってしまう。

そんないろんな水曜日を経て今日はまさに灰色の水曜日である。
それは天候のせいでもなく、気分のせいでもなく決定的な何かが無いままに、今日と言う日は灰色になっている。

 

そんな大好きだったARBのボーカリストだった石橋凌さん。
ロックボーカリストの影は消え
完全にロトシックスのCMの人になってしまった感じが否めない。


いいなCM ロト7 柳葉敏郎 妻夫木聡 石橋凌 名高達男 「話は変わる」篇 第十話

私も、昔はロックボーカリストでドラマーもやったりしていたのだが
今はその影もなく、しがないサラリーマンで最近転職をして、いい年して新人社員で

なんとなく居心地の悪い毎日を過ごしながら
夢に生きてた頃を思い出しながら魂を焦がしている。


ARB 魂こがして 1982

 

 

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