東京ハードボイルド

インターネットを使い始めてからもうすでに20年以上の月日がたっていると考えるとなんだかぞっとする。

幼少の頃、芋掘りの時に迷子になってからちょっとおかしい


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幼稚園の頃に行った芋掘りで迷子

それは遠足で芋を掘ると言うイベントがあった時のことだった。前日から浮き足立っていたことをなんとなく覚えているが、バスに乗ってそう遠くは無い場所での芋掘りだった気がする。良くある一般的な芋掘りだった気がするが、私が正確に覚えている記憶はなぜか断片的だ。

芋掘りに夢中になっていて必死で引っ張った芋のつる。それが抜けたと同時に目の前がまぶしくなり、周りには誰もいなくなっていた。そして手にしていた芋のつるも無くなり、そこは見たことも無い畑だった。おかしいと思ってうろうろしていると結構な距離を歩いた気がする。そこに見たことも無いお姉さんが現れ「どうしたの?」と聞いてきた。私はここはどこですかと尋ねたら「迷子になっちゃったの?」と言う返事が返ってきて、ようやく事の重大さにパニックになり泣きじゃくった気がする。そして、そのお姉さんに連れられて少し先の畑に行ったら、「あれ?」みたいな感じで幼稚園の先生が走ってきた。

そして、お姉さんと先生が何やら話していた。しかし、今先生と称しているがその時私は「この人は誰?」と思っていた。その先生らしき人に連れられ、私の幼稚園の団体がいるところまで連れて行かれたのだが、誰を見ても知らない人だった。そして、私はまた泣いた。そのまま遠足は終わり、私も泣き疲れた。帰りのバスの中で眠ったのだが。目が覚めて、バスを降り迎えに来ていた母が手を握ってきたのだ。
「たのしかった?」私の顔を覗き込んできた母だったが

誰?

その後もずっと父も母もすべての家族が見たことも無い人になった。でもしかし、周りが当たり前のように家族として接していて今までの私のことも知っているようだったので、家族と言うことにして生きているが、いまだに不思議な感覚がある。本当の家族はどこに行ったのかと。はっきりとはしないが、この人たちじゃなかった気がする。

あの、芋掘りの日に光に包まれた瞬間に何もかも別の世界になってしまったようだった。時間がたってもなんとなくあの日の感覚を覚えている。しかし、誰かに言ってもオカルト的な反応になるかもしれないので、話したことは無い。ただ、時々思い出す。

本来生きるべき世界が別にあったとしても、今ここにいることを幸せに思うが、違う人生を歩んでいたとしたら本当はどこにいるのだろう。

嫌なことがあったりしたときに時々「これは別の人生だからしょうがない」と考えたりして現実逃避の材料にしたこともしばしば。